京都 阿国庵
なぜか、京都に来ています。
詳しくは愛知家日記に書きました
↓
http://aichiya.way-nifty.com/blog/
この、紅葉の季節。
あら、素敵ですが、往復夜行バスの貧乏旅行です。
実は、京都は新婚旅行で行ったところ。
2?年ぶりです。
その頃は、まだまだ味覚もお子ちゃまで
蕎麦の味などまだよくわからず。
ただし、この時行った、平安神宮のそばのお蕎麦屋さん。
店内に入った瞬間
お店中に漂う鰹の出汁の匂い。
その後、色々なお蕎麦屋さんに行きましたが
あんなに素晴らしい鰹出汁が漂うお蕎麦屋さんって
行った事ないです。
その後、食べたお蕎麦も、鰹の出汁が利いて
大変美味しかったのを良く覚えています。
二十数年たった今でもはっきり覚えています。
うちの旦那さんとも時折
「あのお蕎麦屋さんもう一度行きたいね」
と、話していました。
今度の、京都行きで、是非行きたい。。
実質、日帰りの京都、奈良旅行。
ここまで廻れるか。
市内バスを乗り継ぎ、平安神宮に着いたのは
5時過ぎ。
もう閉門時間を迎えていました。
なんせ、二十年以上も前の話。
お店の名前も覚えていなければ、場所もうる覚え。
ただ、覚えているのは平安神宮の側という事だけ。
夜行バスに揺られて来て、三輪山登って
疲れもピーク。
もう、いいかな。。と、思う気持ちと
いやいや、せっかく来たのだから
と、いう気持ちが交差します。
この時娘に言わせると、あたりはすっかり日が暮れた中
ライトアップされた平安神宮バックに、走りだしていたそうです。
そして、見つけた小さな「手打ちそば」の看板。
記憶よりだいぶ、古ぼけているような気が
恐る恐る、扉を開けると
「見つけた~。間違いない。」
この、テーブル。厨房の入り口。
二十年前の記憶とぴたっと一致。
一応確認の為に、お店の方に
「このお店何年ぐらい経っていますか」
「そうどすね、50年ぐらいですかね。」
どう見ても二十年前は小学生だろう
というような若いお兄さんでした。
閉店6時という事で、お店に入ったのが
5時半でしたからさすがに、出汁の香りはしませんでしたが
お蕎麦食べて間違いない。
私が、2?年前食べた割子そば。
同じ味。
娘が食べた月見そば
出汁の味と、玉子のまろやかさが抜群でした。
うちの旦那さんに即効電話しました。
新婚旅行に行ったお蕎麦屋さんに
娘の誕生日に行けたというのも、なんだかうれしいです。^^
京都に行ったら平安神宮そばの
「阿国庵」 是非、行ってみてください。
「おおきに。」の言葉で
柄にもなく、一瞬まぶたの裏が熱くなってしまいました。
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コメント
二年ほど前に伺いました。
美味しい蕎麦でした。
愛知家さんは気になりながら未訪です。orz
近々伺います。
投稿: ふつ~ | 2010年7月 8日 (木) 22時05分
コメントありがとうございます。
美味しい物の記憶って残りますよね。愛知家でも長い間記憶に残るものを作って行きたいものです。
ところで、忘年会いつにします(^^)
投稿: 沖 | 2007年11月30日 (金) 14時53分
読んでいてもまぶたの裏が熱くなるお話しです。2?年たっても変わらず女将さんが絶賛する味、是非いただいてみたいものです。
投稿: CB24 | 2007年11月29日 (木) 02時41分